デジタルな時代にアナログなシステム手帳を選ぶ
ペーパーレスやキャッシュレスなど、実際に手に触れて残るモノが減ってきている。
スマホの画面上やPC・タブレットの画面上でたくさんのことができてしまうデジタルな今の時代。
そんな時代にどうしてアナログなシステム手帳を選んだのか、つらつら綴る。
A5のシステム手帳を使う理由については「A5のシステム手帳に買い換えた理由とメリット・デメリット」を読んでほしい。
「書く」「残す」という感覚をより味わいたい
Googleカレンダーや他のカレンダーアプリやサービスを使うときに感じることがある。
それは「書いた感覚が薄い」ということ。
記録としてはきちんと残っているけど、なんだか記憶に残っている感覚がしない。
これは「残す」ことにも繋がるっていくと思う。スマホの中には残っているんだけど、なんだか頭の中からは消えてしまった気がする。
頭の中で考えていることを書き出してスッキリさせるときにはそれでいい。でも、頭の中に残しておきたい予定だってきっとあるはずだ。
そんなときはやっぱりアナログな方法が役に立つ。
システム手帳の各リフィルに書き出すことで、「書く感覚」と「残す感覚」を味わうことができる。
「書くこと」が好きな人は「万年筆と無地のノートで頭を整理する」もどうぞ。
持ち運ぶモノが少なくなったからこそ、持ち運ぶモノを洗練したい
書類やお金を持ち運ばなくてもオンライン上に残して使用できるとても便利な時代に生きている。もちろん、仕事によってそうはいかない部分もある。
街行く人を見ていると、薄い財布やバッグを持っている人も少なくない。持ち運ぶモノが少なくなっているなと感じる。
だからこそ「何を持ち運ぶのか」はとても大切。
「いやシステム手帳なんて持っていたら荷物になる」と思われるかもしれないけど、システム手帳を持ち運ぶことは僕のモチベーションにも繋がっている。
最新のiPhoneやPC、ガジェットを持ち運ぶことやお気に入りの洋服を着ることと似ているかもしれない。
デジタルとアナログどちらか一択は難しい
システム手帳を買ったからデジタルを全く使わない、というわけにはいかない。
やはり仕事以外のときにシステム手帳を持ち歩いていないときにスケジュールを確認するときには、Googleカレンダーを使う(Googleカレンダーと手帳の使い分けはこちら)
デジタルかアナログどちらにするかという議論がいろいろな分野である。
個人的にはどちらか一択は難しいんじゃないかと思ってしまう。それぞれがデメリットを補い合うことでさらに便利になっていくんじゃないかなと。
まとめとこれから
デジタルな時代にどうしてアナログなシステム手帳を選んでいるのか綴ってみた。
完全ペーパーレス化や完全キャッシュレス化が実現できないことと同じように、手帳についてもデジタルかアナログどちらかだけを選ぶのは難しい。
お互いの良い面を引き出しながらこれからも使っていきたい。